回復したい日々

いろいろ書いてます

光の街

 

遊び半分くらいで続けているブログを、カッコつけて「趣味」と言ってみたら思ったよりウケがいい。はてなブログを開いたのは実に3ヶ月ぶりくらいだが、まあそれだけ私生活が充実しているということだろう。

このブログを始めた時はたしか高校卒業、浪人開始くらいの時で、現在大学3年生。ボヤボヤしていてはあっという間に就活解禁、気がつけば社会人になる時である。順調にことが進めばの話だけど。

なんとはなしに、昔流行っていたものを思い出すようになった。「お茶犬」とか「たまごっち」、そういう類のものである。そういうものをネットで検索してはノスタルジーに浸るのが好きだ。そんな時、交換日記という文化を思い出した。小学生の時、姉や周りの女子がそれをしているのを見てたまらなく楽しそうだと思った僕は、仲の良かった男子3人を誘って交換日記を始めた覚えがある。いま思えばなかなか女々しいことをしているなと恥ずかしくなる、実際僕以外はたいていのページが「書くことがない」という趣旨の内容で埋められており、余ったページにテキトーな絵を描いてごまかされていたと記憶している。付き合ってくれただけありがたいが、やはりちゃんとしたヒトの文章が読みたい。やはり文章を書いたり読んだりするのが好きなのは事実なんだろう。

そういうわけで、彼女を誘って交換日記を始めてみた。歳を重ねてもやはり交換日記はおもしろい。それだけでひとつの交流になるし、相手が今週なにがあったとか、今度ここに行きたいだとか、なんの不自然さもなく相手に伝えることができる。なによりおもしろいのは、自分との文の連ね方の違いである。僕はある程度構成とオチのようなものを想定して書くタイプだが、彼女は今日会ったことや感じたことを対面して喋っているかのような書き方をしている。文章が巧みであるとか、内容がとてもおもしろい、という書き方ではないが、まるで彼女が隣で喋っているかのような、そんなかわいらしい一生懸命な文章だった。というか、交換日記はそういうふうに書くものであって、「〜である」だとか「〜だ」みたいな固い書き方はしないということを学んだ。

というわけで、交換日記、ぜひおすすめです。恋人や友達などなど、老若男女問わず楽しく、どこか懐かしい思いに浸ることができます。お暇な方はぜひどうぞ!